2014年6月19日
セーバートラベルネットワーク
世界最大の旅行・航空業界のビッグデータを活用する
次世代の開発APIツールを一般に公開
~訪日外国人旅行(インバウンド)向けなど、
新たな旅行関連ウェブサービスやアプリの開発を支援~
エアライン、ホテルチェーンなどの旅行サプライヤーや旅行会社にグローバルなテクノロジー・ソリューションを提供し、トラベルテクノロジー分野における世界最大手のセーバートラベルネットワーク(本社:Sabre Corporation米国テキサス州、NASDAQ: SABR / 日本支社長:中里秀夫、URL:http://jp.sabretravelnetwork.com/)は、世界最大の旅行予約システムが持つビッグデータを活用できる次世代の開発APIツールを一般に公開しました。ポータルサイト『セーバー・ディベロップメント・スタジオ(Sabre Dev. Studio):https://developer.sabre.com/』を開設し、旅行に関する新たなウェブサービスやアプリの開発を支援し、開発にかかる負荷を軽減させます。
日本においては、2020年に向けて2,000万人を目指す訪日外国人旅行(インバウンド)の促進に活用することができます。データの対象国は米国発着からスタートし、順次世界各国へ展開します。
*サイトは英語表記のみ
開発例:
「グラス・フライトサーチ」
グラスを装着し、「OK Glass, find me a flight, from ○○○ to ○○○, June 7.」など話しかけるだけで、希望のフライトが表示されるウェアラブル端末用のアプリ。
開発例:
「ミート・ミー」
自分の居場所と、会いたい複数の相手の居場所、旅行の往復の日程を入力すると、最も適した「ミーティング場所」と、お互いの出発地から目的地へ最も安い往復の旅行費用を検索・表示するアプリ。
◆ セーバー・ディベロップメント・スタジオの特徴
- 1日20億件を超える旅行予約データ(*1)を扱うグローバルな旅行予約システム「GDS(*2)」のデータを利用可能
- 旅行会社・オンライン旅行サイト・新規参入企業・メタサーチ提供企業・ソーシャルサービス提供企業など、開発希望者が自由にアクセスできるAPIを公開
- ポータルサイト上で一部APIのテスト稼働可能
- ポータルサイト内のオープンコミュニティで、テストツール・開発ドキュメント・プロタイプ・サンプルコードを提供
- モバイルとの親和性が高く、瞬時のレスポンスタイムをもつ、『次世代型API』を今後提供
*1: 1日20億件を超えるトランザクション(関連する複数のデータ処理を一つにまとめたもの)数は、世界最大手検索エンジン、世界最大手SNS、世界最大手ミニブログに次いで世界第4位のボリューム(2013年1月現在)。
*2: GDS(Global Distribution Systemの略)は、ITを利用した航空券・ホテル・レンタカーなどの旅行関連情報の世界的な総合旅行予約システム。
セーバートラベルネットワークは2013年9月に、自社のGDSと連携するアプリを自由に企画・開発し、世界の旅行会社に向けて販売できる業界初のBtoBtoC(旅行会社経由トラベラー向け)アプリケーションマーケット『セーバーレッド アップセンター』の日本向けサービスを開始しました。今回『セーバー・ディベロップメント・スタジオ』を開設することで、日本市場における「訪日旅行者(インバウンド)向け」のアプリ開発を支援していきます。
*2013年9月5日「業界初 世界の旅行会社に販売できるBtoBアプリケーションマーケット」
http://jp.sabretravelnetwork.com/home/news/btob-95
『セーバー・ディベロップメント・スタジオ』のご紹介はこちら(日本語)
http://jp.sabretravelnetwork.com/home/products/sabre-dev-studio
『セーバー・ディベロップメント・スタジオ』の開発事例紹介(デモ)はこちら(英語)
https://developer.sabre.com/resources/demo_gallery