グローバル企業60社の「ビジネストラベルマネジメント 実態調査レポート」

 

2013年12月4日

セーバートラベルネットワーク

 

グローバル企業60社の「ビジネストラベルマネジメント 実態調査レポート」

~出張予約の78%がオンラインで完結、コスト削減の要は「規定の見直し」と「オンライン予約」 ~

 

トラベルテクノロジー分野における世界最大手のセーバートラベルネットワーク(本社:米国テキサス州 / 日本支社長:中里秀夫、URL:http://jp.sabretravelnetwork.com/)は、「コーポレートトラベル・ベンチマークレポート2013」を発表しました。これは、オンライン海外出張手配ソリューション「ゲットゼア」利用企業に対して実施した調査(調査期間:2012年12月~2013年2月)に基づく詳細なレポートで、13回目となる今回は主要なグローバル企業60社以上が回答しました。

 

同製品は、フォーチュン200企業の過半数を含む世界93か国以上の企業で導入され、ユーザーの87%が3年以上、51%が5年以上、上位20社においては10年近く利用し続けている、顧客満足度の高いソリューションです。本調査では、こうしたグローバル企業におけるビジネストラベルマネジメント(以下、BTM)の実態や、世界における出張予約に関するトレンドを把握することができます。

 

調査の結果、BTMにおける「オンライン予約率」は世界各国で年々増加し、もっとも高い米国では81%に達しました。今回の調査によると、出張費用削減における有効な手法として「ビジネス・ファーストクラスの利用制限」「出張規定の見直し」「出張自体の削減」「ホテルとの料金交渉」「オンライン予約ツールの活用」等が挙げられています。中でも「オンライン予約ツールの利用」により、年間1,260万件の出張に対して約19億ドル(*日本円で約1,900億円)のコストが削減されました。*1ドル=100円の場合

 

=====  調査結果の要約 =====

 

■  米国では出張予約のうち81%がオンラインで完結、アジア太平洋地域は77%

–       2001年時点の26%(米国)からオンライン予約の割合が年々増加。エリア別ではアジア太平洋77%、EMEA(欧州・中東・アフリカ)76%、ラテンアメリカ74%、グローバルの平均は78%

–       上位10社における利用率は95%となり、業界平均58%*を大幅に上回る

 

 

 

 

■  ゲットゼアによる年間出張1,260万件において、総額19億ドルのコストを削減 

–       米国における予約項目別コスト削減の平均値

国内航空券で平均20%または1件につき$110の削減

国際航空券で平均28%または1件につき$600の削減

国内ホテル予約で6%または1泊につき$10の削減

海外ホテル予約で20%または1泊につき$44の削減

–       比較的料金が高い航空券および海外出張における削減効果が特に高い

–       出張予約を完全オンライン化することで、1件につき海外$25、国内$17の手配費用を削減

 


■  40%以上が「精算システムと旅行予約の統合に興味はない」と回答(17%が興味あり)

 

■  出張時のBYOD(=Bring Your Own Device / 個人が所有するデバイスの持ち込み)が普及 

–       昨年の調査時は9%であったが、今回は35%の企業がBYODを活用している

–       モバイル端末を使う目的は「フライト情報を得るため」が4年連続1位

–       モバイル端末から予約を行う割合は「20%以下」が全体の67%を占める

 

*2011 PhocusWright Corporate Travel Manager Survey調べ

*レポート全文をご希望の方はセーバーまでご連絡ください。

 

*Sabre(R), Sabre Holdings(R), Sabre Travel Network(R), Sabre Airline Solutions(R), Travelocity(R) 及び GetThere(R)は登録商標でありSabre Holdings Corporationまたはその関連会社が所有する商標です。その他の商標はそれぞれ各所有者のものです。